このたびの胆振地方を震源とする地震「平成30年北海道胆振東部地震」により被害を受けられました皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧・復興を心からお祈り申しあげます。
震度7の震源地となった厚真町は厚真川水系の清らか水と肥沃な土壌が育む北海道有数の米どころで、美しい田園の風景が広がる町です。
その町でこのような地震が起き、当地で多くの方が犠牲になりましたことは、この地と結びつきが強い株式会社ひとと(以下弊社)にとっても大変ショッキングな出来事となりました。
地元生産者の応援は「地元のひと®」から始まりました。
弊社は北海道の地元生産者を応援したいという思いから2016年4月に「地元のひと®」生産者カード(カタログ)ギフトをつくりました。
最初は「後志北部」編、次は「胆振東部」編を発行しました。
その時はまだ厚真町の生産者とのおつきあいはありませんでした。
しかし、第三弾の「新ひだか町とご近所さん」編を編集していた時でした。
厚真町役場のN様と出会い、それが縁で厚真町の「山口農園」(ハスカップ)、「河村農場」(お米)、「小林農園」(たまご)の生産者カードを新たに加え、
「新ひだか町とご近所さん」編を完成させることができました。
厚真町、むかわ町、新ひだか町の美味しい幸は不滅です。
厚真町を含め今回大きな揺れに襲われた地域は海の幸や大地の恵みの宝庫です。
震度6強を記録したむかわ町では創業100年近くになる老舗「カネダイ大野商店」(ししゃも)、牧場直結の「ASUKAチーズ工房」(チーズ)があります。
震度5弱の新ひだか町には「冬澤精肉店」(三石牛ハンバーグ)、「丸富富永水産」(鮭)、「磯貝嘉市商店」(こんぶ)、「八木菓子舗」(元祖三石羊羹)、「丸静水産加工」(銀鮭)、「まつもと牧場」(こぶ黒牛ハンバーグ)があり、当社運営の地域貢献型・ニッポン地元応援ショップ「時々地元」でも販売させていただいております。
また、2017年7月には「新ひだか観光協会」と包括連携協定を締結し、「時々地元」にて「新ひだか推奨品」の販路拡大・PRをお手伝いしています。さらに、新ひだか町「静内桜並木二十間道路桜並木」の保全・植樹活動への寄付を今秋中に行う予定でいます。
復旧・復興を願い、できることから行動を起します。
弊社のちからは大手通販サイトとは比べ物にならないほど微力であり、できることは限られています。
私たちのこの声も、全国の多くの人にはまったく届いていないかもしれません。
しかし、弊社とつながりのあるこれら地域支援のために一刻も早く何かをしたい、できることからでも始めたいと考え、「時々地元」で販売している生産者カードギフト「胆振東部」編、「新ひだかとご近所さん」編の支援金を従来の3倍近くの200円とし、「平成30年北海道胆振東部地震」の復旧・復興に寄付することにいたしました。
支援金の使い道を「震災復興活動」の支援へ変更します。
弊社は2018年5月にショッピングと地域貢献を融合させた「時々地元」をオープンしました。商品ごとに支援金を設定しており、お客様にご購入いただきますと、その支援金が地域に役立てられるしくみです。
まず、5月から8月までの支援金の総額は前述の「新ひだか町静内二十間道路桜並木」の保全・植栽活動に役立てられます。
9月から来年3月までは「こども食堂」の応援に支援金を使用する計画を立てていました。
9月になり、その告知をサイト上で行った直後に、今回の地震が起きました。
誠に申し訳ございません。
支援金の使い道を「こども食堂」から変更し、「平成30年北海道胆振東部地震」の復旧・復興のために使用させていただきます。
皆様お一人おひとりのご協力とご理解をどうぞよろしくお願いいたします。
※弊社と厚真町生産者をつなげてくれましたN様が今回の地震で犠牲者の一人となりました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。