皆さんは、こんな経験はないですか?
観光情報を見て「ここに行きたい!この景色を見たい!」と思い立ち、
実際に見た時に「あれ?なんか違う・・・」と。
観光パンフレットやインターネット上の観光情報などに掲載されている写真は、プロのカメラマンが最も良い条件で撮った最高の写真です。
最高の1枚を撮るために数時間、数日、そして数ヶ月もの時間を費やす事も珍しくないそうなので、いきなりふらっとその地を訪れて「最高の1枚」と同じ景色に出会うのは、なかなか難しいかもしれませんね。
先日、期せずして都会としての宮古島に出会った私は、やはりエメラルドに輝く海を見たいと思い、早速有名な砂山ビーチへと出かけました。
駐車場に車を停め、道なき道を進み・・・一体この先には何が待っているのか、一歩進むごとに期待は高まります。
そして・・・
北海道から2,700km離れた海は、私が知っている海とは全く違いました。
まさしく「観光パンフレットやインターネット上の観光情報などに掲載されている写真」そのものが、目の前に広がっています。
私は海に興味がある訳ではありませんが、そんな私ですら感動するレベル。
北海道にも海はありますが、同じ海でも全く違いますね。
写真を撮るのも忘れ、そのまま波打ち際に行き、足を海水に浸しながらしばらく海を眺めます。
ビーチで写真を撮るのはかなり勇気が要りますが、どうしたって一眼レフカメラを構えずにはいられません。
改めて思うんですが、北海道では「海水浴」という言葉をほとんど聞かない気がします。
私の周りで、夏に「ちょっと海水浴に行ってくるよ!」と言ってわざわざ海に出かけていく人を見た事がありません。
そんな「海水浴が似合わない土地」から来たからこそ、宮古島の海に対して余計に感動するのかもしれませんね。
こちらは市街地から近いパイナガマビーチ。
周辺にはリゾートホテルが建ち並び、ビーチへのアクセスは抜群。
都会の中のちょっとした隠れ家、そんな感じがします。
サイクリング中の人も、休憩がてら海を見ていました。
約束された景色がある場所、宮古島。
ふと、そんな言葉が脳裏に浮かびました。